親子リレーローンの落とし穴

親子リレーローンは予想以上にあなたの人生を縛り付けます

親子リレーローンを検討していますか?思ったよりも慎重になった方が良いかもしれませんよ。

親子リレーローンはメリットいっぱい?

親子リレーローンとは、その名の通り、親子2代で住宅ローンなどの大きな金額のローンを返済していくことです。

たとえば、あなたのお父さんが50代で住宅ローンを組むとします。定年まで後10年もありませんから、定年後の支払いに困ってしまいますよね。ですから、お父さんだけが住宅ローンを組もうとしても、銀行はなかなか貸してくれません。

そこで、20代のあなたが一緒にローンを組むとします。そうすれば、お父さんが引退した後はあなたに支払いをバトンタッチ。これなら、銀行も納得して貸してくれます。それに、二人で一つの家に住んでいるのですから、支払いを交代しても両者にメリットがありますよね。

また、20代の間はお父さんにローンを払ってもらい、30代・40代になったら自分で残りのローンを支払えばいいのですから、自分ひとりでローンを組むよりも楽になるようにも思えます。

このようにメリットだらけに思える親子リレーローンですが、実は、かなり「重たい」ものでもあるのです。

人生はどうなるかわからない

親子リレーローンの落とし穴は、2人の人間の長い時間を縛り付けるということです。こういうと大げさかもしれませんが、実際に親子リレーローンで困ってしまう人は多くいます。

たとえば、独立を考えた時や、家族を持った時に、新しい家を持ちたくなるかもしれません。そうなると、親子リレーローンを組んでいたら、そのローンが重荷になってしまいます。

さらに、独身時代に親子リレーローンを組み、結婚することになれば、すでにローンを持っているということがかせになる場合もあるでしょう。また、親子リレーローンというのは、同居するのが基本ですから、同居することで人間関係の混乱が生まれてしまうかもしれません。

さらに、外国に行って活躍してみたいと思ってもかなわないかもしれません。あなたの人生プランが親子リレーローンに縛られてしまうのです。

また、縁起でもありませんが、お父さんが早くに亡くなってしまった場合、若いあなたがローンを長期間支払わなければならないのです。そのことで、経済的に余裕がなくなってしまうかもしれません。

このようなことをすべて覚悟した上で、親子リレーローンは検討する必要があるでしょう。